現在進行形で施工中の家づくりの様子をお知らせします。
今回の敷地は家にいながら森林浴が楽しめる木造平屋の家。建築家と建てる、細部にもこだわりいっぱいの家です。今年の7月から着工し、来年の2月頃の完成を予定しています。家だけでなく、外構にも力を入れているので、是非ご覧ください。
step.1 地鎮祭
7月初旬に行われた地鎮祭。地鎮祭とはその土地を守る神様に、土地を利用する許可をもらい、工事が無事に終わるよう安全祈願をする儀式です。お施主様が鍬(クワ)を使って砂山を掘る地鎮(とこしずめ)の儀も行いましたよ。
建物の外形を明確にするための縄を張った、地縄張りの作業が終わっています。写真で見ると分かるように、敷地の高低差が結構ある場所です。この高低差を生かした家ができますよ。
step.2 基礎工事
まずはバックホウを使って地面を平らに整形していきます。
今回の現場ではベタ基礎と布基礎の両方を採用しており、それに合わせた基礎配筋を行います。併せてコンクリートを流し込むための型枠を組み立てていきます。
高台にあるので見晴らしがとても良いですね。
配筋が終わったら、配筋検査を行います。写真左では、スペーサーと呼ばれるドーナツ型の器具で、コンクリートと鉄筋の間に必要な厚さができるように設置しています。また写真右では、鉄筋の間隔を確認しています。自社チェックを経て、工事監理者の立ち合いの下、配筋検査を行いました。
職人さんたちが基礎にコンクリートを流し込んでいます。コンクリートは生コン車から打設終了までの時間が決められているので、時間との戦いです。コンクリートを流す傍らで、バイブレーターと呼ばれる連続振動する機械を使い、密実なコンクリートとなるよう締め固めていきます。
今回の物件では、床の高さに合わせ6回に分けてコンクリート打設を行いました。通常の住宅規模であれば1回~2回の打設になるので、当社でも初めての貴重な経験でした!
敷地の高低差に合わせて、基礎が出来上がりましたね。次回は土台、建方編をご紹介します。それでは更新をお楽しみに。