現在進行形で施工中の家づくりの様子をお知らせします。
今回は木工事、外壁工事編をご紹介します。前回の記事はこちら。
step.1 屋根工事
前回で屋根の下地工事は完了。下地に雨水が入らないようにアスファルトルーフィング(防水材)を下から上に向かって張っていきます。屋根の取り合いの部分も丁寧に施工していきます。
全面に敷き終えたら、最後の仕上げです。今回の現場では屋根材にガルバリウム鋼板・縦ハゼ葺きを採用しています。軒先やけらばには、雨などから屋根の外周部を保護する水切り板金などを取り付けて完成。
step.2 木工事
内部に必要な金物を取り付けた後、床全面に断熱材(押出法ポリスチレンフォーム3種b)を敷き詰めていきます。その後構造用合板を張り、床下地は完了。この後仕上げ材を施工していきます。
屋根の天井の一部にはネオマファームという断熱材を使用。断熱性・耐燃焼性に優れ、長期的にも高い断熱性能を維持する優れた材料です。
壁や天井の仕上は屋根の野地板の構造用合板を現しにして完成。
厚みのある梁が現しになり、空間に高さを感じますね。また連続性のある梁がデザインの一部になっており、木の温もりを感じられる温かみのある空間になりそうです。完成が待ち遠しいですね。
step.3 外壁工事
今回の現場では面によって外壁の材料を変えています。家の玄関側は無垢杉板の大和張り、家の裏庭側はポリカーボネート波板となります。
大和張り側にはまず家を面で支える耐力壁を取り付けていきます。今回施工している壁武者という耐力壁は、廃材を再利用して作られており、耐震性にも優れたエコでサスティナブルな材料です。その上に断熱材を隙間なく張っていきます。
透湿・防水シートを張り、上から下地となる横胴縁をつけていきます。この後杉板をりゃんこ張り(※決まった間隔でずらして張ること)して大和張りの施工完了です。
step.4 その他
シロアリ対策として地面より1m以下の木材部分に薬剤を散布、周辺地盤にも注入していきます。こちらもお客様の大切なお住まいを守るための大事な作業です。
いよいよ完成に近づいてきましたね。
次回は外構工事などの工事の様子をご紹介します。それでは更新をお楽しみに。